アームストロング氏 ドーピング認める! [自転車ニュース]
ツール・ド・フランスで7連覇したランス・アームストロング氏が、ドーピングを認めたようです。
これまでドーピングを一貫して否定し続けてきたアームストロングだったが、遂にドーピングを認めたようだ。
アメリカの人気トーク番組”The Oprah Winfley Show”の司会者であったコメンテイター、「オペラ・ウィンフリー」が行った独占インタビューの中で、現役時代のドーピングに関して認める発言をしたようだ。
インタビューは、17日に放送される見込みだ。
アームストロングは、ツール・ド・フランスなどのタイトルを剥奪されUCIから永久追放され、ナイキやトレックなどのスポンサーから契約を解除されている。
不思議なのは、アームストロングは過去の大会で受けた500回以上受けたと言われるドーピング検査をことごとくパスしているのだ。
時には抜き打ちで行われたものも含めて、検査をパスしたことは驚くべきことである。
UCI側の隠ぺいも取り出たされているが、真相は明らかになるのであろうか?
現会長のマックエイドも一連の隠蔽に携わっていることは確実視されており、「私は一貫してドーピングと戦ってきた、その功績は評価されるべきだ」と語るマックエイドの言葉は、すでに戯言のようにしか感じられない。
UCIの過去のドーピングへの対応の闇を暴くきっかけになるかも知れない。
アームストロングは、自らが立ち上げたガン撲滅チャリティー団体「Livestorong財団」のスタッフの前で、涙ながらに謝罪し、財団の名誉回復を誓った。
ドーピングを行ったことは断罪されるべきだが、ドーピングを蔓延させたUCIの責任もまた重い。
問題なのは、何年も経ってから過去のドーピングが発覚し、対応が後手後手になったことではないか?
USADA(全米アンチ・ドーピング機構)の会長タイガートは、アームストロングが早い段階でドーピングを認めていれば、すべてのタイトル剥奪にはならなかっただろうと語っている。
少なくとも時効の問題などから、5度のツール・ド・フランスのタイトルは認められたことを示唆していた。
しかし、アームストロングはUSADA 側からの提案を拒否して、無罪を主張し続けてきた。
何故今になって認めるつもりになったのか。
いずれにしても、今後の調査の結果を注視していきたい。
【のっぽさんのコメント】
アームストロングを崇拝していた私にとって、無実を信じていただけに非常に残念です。
しかし、何故ドーピング疑惑が浮上したのか、何故今になってドーピングを認めたのか、何故UCIの調査がこんなに長引いたのか、疑問がたくさんありますね。
いずれにしても、後味が悪い結果となりました。
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続く
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